天海祐希が行きつけの上野焼肉店「大門」とキムチ横丁完全ガイド

宝塚

天海祐希さんがお気に入りの上野の焼肉店をご存知でしょうか。

宝塚出身の大女優とゆかりのある店とは、どのような場所なのでしょうか。

上野下町出身の天海さんと縁の深い焼肉店「大門」と、戦後から続く歴史深いコリアンタウン「キムチ横丁」の魅力についてご紹介いたします。

天海祐希さんゆかりの焼肉店として話題の大門

バラエティ番組で紹介され、注目を集める

天海祐希さんがバラエティ番組で紹介された上野の焼肉店があります。

その店の名前が「焼肉大門」です。

上野の東上野にある老舗焼肉店でした。

天海祐希さんは普段からあまりプライベートを明かさない印象でしたので、上野という地元への愛着から行きつけのお店を公開されたことは驚きですね。

SNSでも「天海祐希と上野の焼肉店」という話題で盛り上がり、実際に足を運ぶ人が続出しました。

そして、ファンの方々から「本当に美味しかった」「昭和の雰囲気が最高」といった口コミが次々と広がっていきました。

焼肉大門の基本情報と歴史

気になる焼肉大門の詳細ですが、とても趣のあるお店です。

東京都台東区東上野2-15-6にあり、創業60年の老舗です。

アクセスは仲御徒町駅から徒歩3分、上野駅からでも歩いて7分程度です。

とても便利な立地にあります。

営業は夜のみで17:00〜23:00、月曜日が定休日(祝日の場合は翌火曜日)です。

予約もできますので、行く前にお電話されることをお勧めします。

お値段は正直安くはありませんが、夜だと8,000〜10,000円くらいを目安にしておかれるとよいでしょう。

その分、しっかりとした質のお肉と、この後詳しく説明しますが、本当にタイムスリップしたような昭和レトロな雰囲気が楽しめます。

店内は約100席の規模で座敷もあり、かなり大きなお店です。

クレジットカードも使えますので、現金を大量に持っていく必要はありません。

何より印象的なのが外観です。

店頭に大型の食品サンプルケースが並んでいて、巨大な看板が目を引きます。

まさに「これぞ昭和の焼肉店」という感じです。

キムチ横丁の中でも一番目立つ存在で、初めて行く人でも絶対に迷わないと思います。

天海祐希さんと大門の関わりについて

天海祐希さんの生い立ちを知ると「なるほど」と納得します。

天海祐希さんは台東区出身で、御徒町中学校卒業ということですから、焼肉大門のある東上野エリアは彼女にとって庭のような場所です。

天海祐希さんは普段はクールでカッコいい印象ですが、地元の話をする時はすごく温かい表情になります。

特に下町の人情味あふれる家庭で育った話は有名で、お父さんは建設業、お母さんは美容院経営という、まさに下町の商店街にありそうな家族構成です。

そういう環境で育った天海祐希さんにとって、焼肉大門のような飾り気のない、でも味は確かな老舗は、きっと「懐かしいふるさとの味」を感じる場所なのだと思います。

名物の特上カルビは長年愛され続けている人気メニューです。

きっと昔から変わらない、思い出の味なのかもしれませんね。

東上野キムチ横丁|東京で最も歴史があるとされるコリアンタウン

戦後復興から生まれた歴史的背景

焼肉大門がある「キムチ横丁」、正式には東上野コリアンタウンですが、ここには深い歴史があります。

知らない人も多いと思いますが、実は東京で最も歴史があるとされるコリアンタウンです。

話は戦後まで遡ります。

戦後の混乱期、全国各地に闇市ができたのは有名な話ですが、上野駅周辺にも大きな闇市がありました。

戦後の闇市から派生して「国際親善マーケット」として形成されたのが、現在のキムチ横丁の始まりです。

韓国系の食材店や飲食店が集まる商店街ができあがりました。

これは単なる商店街の話ではなく、戦後復興の象徴でもあり、在日コリアンの人たちが日本で生きていくために必死に築き上げた「生活の場」でした。

今でも狭い路地にぎゅっと詰まった店舗を見ると、当時の人たちがどれだけ助け合って生きていたかがよくわかります。

ですから、このエリアは単なるグルメスポットではなく、本当に歴史が詰まった場所なのです。

そういう重みのある場所で60年も続いている焼肉大門だからこそ、地元出身の天海さんも特別な愛着を感じておられるのかもしれませんね。

キムチ横丁の名店めぐり

キムチ横丁には、焼肉大門以外にも素晴らしいお店がたくさんあります。

2013年の「出没!アド街ック天国」で特集された時は、約20軒の焼肉店・韓国料理店が紹介され、多くの人が「こんな場所があったのですね」と驚いていました。

まず馬山館(マサンカン)です。

1952年創業で、もう70年以上続いている老舗中の老舗です。

こちらの「ハラミランチ山盛り」が有名で、2,500円でお肉山盛り+キムチやナムルなどの副菜が食べ放題状態です。

コストパフォーマンスは抜群です。

板門店(パンムンジョム)はコリアンタウン最古参で、A5ランクの和牛使用という高級路線です。

店名の「板門店」は、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた場所の名前ですから、歴史を感じます。

そして東京苑です。

こちらのお店がすごいのは「ハラミの美味しさを世に知らしめた店」と言われていることです。

今ではハラミは当たり前ですが、その先駆けとなったのがここだそうです。

松涛園は40種類のメニューが自慢で、特に6時間煮込んだコムタンスープが絶品です。

どの店も50年以上の歴史があって、代々受け継がれてきた本物の味が楽しめます。

新大久保のような華やかさはありませんが、その分「本物感」があります。

観光地化されていない、地元に根ざした本当のコリアンタウンという感じです。

現代に残る闇市の面影

キムチ横丁を歩いていると、タイムスリップした気分になります。

幅1メートルくらいしかない細い路地に、看板が貼ってあって、ポリバケツや瓶ケースがそこら中に置いてあります。

これは昭和どころか戦後すぐの雰囲気そのままです。

建物も木造の古いものばかりで、壁が薄すぎて隣の店の話し声が丸聞こえです。

でもそれが逆に良くて、店主さんと常連さんの距離がとても近いのです。

初めて行っても「あ、新しい人ですね」とすぐ気づいてくれて、温かく迎えてくれます。

夜になると「東上野コリアンタウン」と書いた提灯に明かりが灯りますが、観光地のようにキラキラしているわけではありません。

むしろ静かで、地元の人たちの生活に根ざした落ち着いた雰囲気です。

新大久保と比べると規模は小さいですが、だからこそ残っている「人のつながり」や「変わらない味」、「歴史の重み」があります。

きっと上野で育った天海さんにとって、こういった「変わらない場所」があることが、すごく心の支えになっているのではないでしょうか。

天海祐希さんのグルメ愛と食へのこだわり

上野下町出身が育んだ食文化

天海祐希さんの食へのこだわりは、絶対に下町育ちが関係していると思います。

2017年の「ほぼ日刊イトイ新聞」の飯島食堂での対談を読んでいると、本当に心が温かくなります。

糸井重里さんに「一番好きな食べ物は?」と聞かれて、迷わず「母の手料理」と答える天海さん。

「特に料理が上手なわけではないんですよ」と謙遜しながらも、家族で囲む食卓への愛情がとても伝わってきます。

同じ対談で、上野の実家の話や、お父さんの建設業の仕事の話などが出てきて、本当に下町の人情味あふれる家庭で育ったのだということがよくわかります。

こういう環境で育ったから、天海さんにとって食事は単なる栄養補給ではなく、家族の絆を確認する大切な時間だったのだと思います。

だからこそ、昔ながらの雰囲気を大事にしている焼肉大門のような店に、特別な思い入れがあるのでしょうね。

他のお気に入り店と食の嗜好

天海さんのグルメ愛は、上野だけではありません。

過去のバラエティ番組では大阪のお気に入り店なども紹介されていて、その食に対する深いこだわりを見せてくれました。

好物リストを見ても面白く、天丼、焼肉、おでん、レバ刺し、砂肝の焼鳥など、完全に庶民派です。

でも一方で、さざえの壷焼き、アワビの刺身、ナマコ酢といった、江戸前の粋な料理も好まれるあたりが、やはり下町育ちという感じがします。

有名店だから行くのではなく、本当に美味しいと思う店、居心地のいい店を大事にされています。

そういうところが天海さんらしくて素敵です。

健康を意識した現在の食生活

近年の天海さんは、健康志向の高まりから「菌活」にも注目されているそうです。

納豆、キムチ、漬物などの発酵食品を意識的に摂取して、腸内環境の改善に取り組まれています。

50代を迎えても第一線で活躍し続けるためには、やはりこういう地道な努力が大事なのでしょうね。

しかも天海さんは、基本的に自炊派です。

ひとりの時は必ず自分で料理を作ると言っていて、得意料理はカレー、シチュー、鶏だんご鍋です。

「食べたくなると深夜3時にシチューを作る」というエピソードも有名で、食べることに対する純粋な欲求と行動力がすごいです。

食事が終わったらすぐ洗い物をしないと気がすまないという性格も、きちんとした食生活への意識の表れだと思います。

こういう丁寧な食との向き合い方が、あの美しさと活力の秘訣なのでしょうね。

天海さんは外見はクールでカッコいいですが、食に関しては本当に素直で可愛らしい一面があって、そのギャップがまた魅力的です。

まとめ

天海祐希さんゆかりの焼肉大門は、単なる飲食店以上の文化的価値を持つ場所です。

戦後復興の歴史を刻むキムチ横丁で60年の伝統を誇る老舗店は、上野下町出身の天海さんにとって故郷の味そのものです。

この地域が持つ歴史と人情の温かさが多くの人を惹きつけ続けています。

上野を訪れた際は、ぜひこの特別な焼肉店で昭和の香り漂う本格的な味を体験してみてください。

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