宝塚歌劇団星組のトップスターとして輝く暁千星さん。
2025年8月にトップに就任した彼女について「本名は?」「年齢は?」「身長は?」「生年月日は?」といった基本的なプロフィール情報を知りたい方も多いのではないでしょうか。
バレエから宝塚の道へ転身し、98期生として首席入団してからトップスターまで登り詰めた暁千星さんの詳細なプロフィールを、最新情報とともにご紹介します。
暁千星の基本プロフィール【本名・年齢・身長・生年月日】
暁千星の本名は「山内亜里」
暁千星さんの本名は山内亜里(やまうち あり)さんです。
宝塚歌劇団では本名を公表しないのが一般的ですが、暁千星さんの場合は複数の信頼できる情報源から本名が明らかになっています。
愛称の「ARI」「ありちゃん」は、この本名の「亜里(あり)」から来ています。
ファンの間では親しみを込めて「ありちゃん」と呼ばれることが多く、その愛らしい響きが彼女のベビーフェイスな魅力とよく合っています。
芸名の「暁千星」については、出身校である福山暁の星女子中学校の「暁の星」と関連があるとする説もありますが、公式な発表はありません。
夜明けを意味する「暁」と無数の星を表す「千星」を組み合わせた美しい名前で、宝塚の舞台で輝く彼女にふさわしい芸名といえるでしょう。
暁千星の年齢と生年月日
暁千星さんの誕生日は9月14日です。
生年については公式には公表されておらず、年齢についても正確な情報は明かされていません。
宝塚歌劇団では生年を非公表とするのが一般的な慣例となっています。
ただし、宝塚音楽学校の入学資格(中学卒業以上〜高校卒業まで)と、暁千星さんが2010年4月に入学した事実から年齢を推定することができます。
宝塚音楽学校は中学卒業後から高校卒業までの方が入学できるため、2010年4月入学の場合:
- 中学卒業直後(15歳)で入学した場合:1994年4月2日〜1995年4月1日生まれ
- 高校卒業後(18歳)で入学した場合:1991年4月2日〜1992年4月1日生まれ
つまり、暁千星さんは1991年〜1995年生まれの、2025年現在29歳〜33歳と推定されます。
9月14日生まれということは星座はおとめ座です。
おとめ座の人は一般的に完璧主義で努力家、細やかな配慮ができる性格といわれており、宝塚という厳しい世界で首席入団からトップスターまで登り詰めた暁千星さんの性格とも合致している部分があります。
2025年8月にトップスターに就任した暁千星さんは、宝塚歌劇団の中では適齢期でのトップスター就任といえます。
十分な経験と実力を積み重ねた上での就任であり、今後の活躍が大いに期待されています。
暁千星の身長は173cm
暁千星さんの身長は173cmです。
この高身長こそが、実は彼女の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
5歳からバレエを習い、一時期は本気でバレリーナを目指していた暁千星さんでしたが、中学3年生の時点で172cmになってしまい、クラシックバレエの世界では高身長すぎるという理由で、バレリーナへの道を断念することになりました。
しかし、この173cmという身長は宝塚の男役としては理想的な体格です。
宝塚の男役は一般的に高身長が求められ、173cmという身長は舞台上での存在感や娘役との身長バランスを考えても非常に優れています。
バレエで培った美しい姿勢と長い手足を活かしたダイナミックなダンスは、彼女の大きな魅力の一つとなっています。
暁千星の生い立ちと宝塚への道のり
家族構成と出身地
暁千星さんは広島県福山市出身です。
父親は元プロ野球選手の山内和宏さんで、南海ホークス(後のダイエーホークス)の投手として活躍していました。
スポーツ選手の血を引いていることも彼女の運動神経の良さに影響しているでしょう。
母親は暁千星さんと同じ「福山暁の星女子中学校」の出身で、偶然にも親子で同じ学校に通ったという縁があります。
また、お姉さんが1人いるということも報告されています。
父親が元プロ野球選手という環境で育ったことは、暁千星さんの精神的な強さや競技者としてのメンタリティの形成に大きな影響を与えたと考えられます。
プロスポーツの世界の厳しさを身近で見ていたことが、宝塚という厳しい世界でも折れることなく頑張り続ける力になったのかもしれません。
学歴と宝塚音楽学校時代
暁千星さんは福山暁の星女子中学校出身です。
同校はカトリック系の女子校で、宝塚歌劇団への出身者を輩出している学校としても知られています。
2010年4月に宝塚音楽学校に入学し、予科・本科の2年間の厳しい訓練を経て、2012年3月に宝塚歌劇団に98期生として首席で卒業・入団を果たしました。
首席入団というのは、音楽学校での成績が最も優秀だった証拠であり、入学時から将来を嘱望される存在だったことがわかります。
98期生は同期に瑠風輝さんや小春乃さよさんなど、現在も活躍する優秀な生徒が多く在籍していた期でもあります。
音楽学校時代から、その才能と努力が認められていたことが首席卒業という結果に表れています。
バレエから宝塚への転身ストーリー
暁千星さんの宝塚への道のりは、5歳から始まったバレエ経験が大きな基盤となっています。
幼い頃から本気でバレリーナを目指していた彼女にとって、バレエは単なる習い事ではなく、将来への夢そのものでした。
しかし、中学3年生で172cmという身長になったとき、クラシックバレエの世界では高身長すぎるという現実に直面しました。
バレリーナとしての夢を諦めなければならなくなった時の心境は、想像に難くありません。
そんな彼女が出会ったのが宝塚歌劇団の男役という新たな世界でした。
バレエで培った身体能力、表現力、そして何より舞台への情熱を、今度は宝塚の舞台で活かすことができる道を見つけたのです。
この転身こそが、現在のトップスター暁千星を生み出す原点となりました。
暁千星の宝塚での活躍とトップスターへの軌跡
月組時代の主要な活躍
暁千星さんは2013年に月組に配属され、約9年間を月組で過ごしました。
2014年の「明日への指針」で新人公演初主演を果たし、入団わずか3年目での抜擢は大きな話題となりました。
特に印象的だったのは「1789-バスティーユの恋人たち-」での新人公演主演です。
革命家ロナン・マズリエ役を演じ、その熱のこもった演技で多くの観客を魅了しました。
また、「エリザベート」でのルドルフ役(本公演役替わり)と新人公演トート役では、その繊細で美しい演技が高く評価され、暁千星さんの代表的な役柄の一つとなっています。
2015年には「A-EN ARI VERSION」でバウホール公演主演、2017年には「Arkadia」でバウホール公演単独主演を務めるなど、着実にキャリアを積み重ねていきました。
これらの経験が、後の大劇場での活躍につながる重要な基盤となったのです。
星組への組替えと2番手時代
2022年5月27日付で、暁千星さんは星組へと組替えとなりました。
この組替えは多くのファンにとって驚きでしたが、新たな環境での挑戦として大きな注目を集めました。
星組では「RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜」でA・ラーマ・ラージュ役を担当し、新たな魅力を引き出す役柄として話題になりました。
この作品から星組での重要なポジションを担うようになり、その存在感を強く印象づけました。
続く「夜明けの光芒」では東上公演主演を務め、主演男役としての実力を遺憾なく発揮しました。
星組での活躍ぶりは、トップスター候補としての期待をますます高めることとなったのです。
2025年トップスター就任
そして2025年8月11日付で、ついに星組トップスターに就任しました。
相手役には詩ちづるさんを迎え、新たなトップコンビとしてスタートを切っています。
9月27日からの全国ツアー「ダンサ セレナータ/Tiara Azul -Destino- II」が新トップコンビとしてのお披露目公演となり、多くのファンが期待を寄せています。
2026年には「恋する天動説」「DYNAMIC NOVA」での本格的なトップコンビ公演が予定されており、暁千星さんと詩ちづるさんのコンビがどのような化学反応を見せるのか、宝塚ファンの間では大きな話題となっています。
98期生首席入団から13年という長い道のりを経てのトップスター就任は、努力と才能の結晶といえるでしょう。
まとめ
暁千星さんの本名は「山内亜里」、1991年〜1995年生まれの、2025年現在29歳〜33歳、誕生日は9月14日、身長173cmという基本プロフィールから、元プロ野球選手の父を持つ恵まれた環境で育ち、バレエの経験を活かして宝塚の世界で頂点まで登り詰めた素晴らしい経歴が見えてきます。
98期生首席入団から13年をかけて掴んだトップスターの座は、彼女の努力と才能の結晶です。
高身長とベビーフェイスという対照的な魅力で多くのファンを魅了する暁千星さんの今後の活躍にますます注目が集まります。
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