元宝塚歌劇団の男役スターから声優・俳優として多方面で活躍する七海ひろきさん。退団後も変わらない圧倒的なカリスマ性と実力で、多くのファンを魅了し続けています。
2019年の宝塚退団以降、声優として数々の人気作品に出演し、2025年には第19回声優アワード新人声優賞を受賞するなど、新たなフィールドでも確実に実績を積み重ねています。
舞台『刀剣乱舞』シリーズでの細川ガラシャ役や歌仙兼定役での熱演、アニメ『戦国妖狐』の主人公・千夜役など、その演技の幅広さは多くの関係者から高く評価されていますね。
本記事では、七海ひろきさんの基本的なプロフィールから、ファンの間でよく話題になる本名や身長、出身高校、所属事務所、愛称の由来まで、公表されている情報を詳しくまとめてご紹介します。
七海ひろきさんについてもっと知りたい方、ファンになったばかりの方はぜひ参考にしてください。
基本プロフィール(生年月日・出身・活動領域)
七海ひろきさんは1月16日生まれ、茨城県水戸市出身のアーティストです。
星座は山羊座、血液型はO型で、現在41歳(1984年生まれ)として活動しています。
主な活動領域
七海ひろきさんの活動は非常に多岐にわたります。宝塚歌劇団では2003年から2019年まで16年間、宙組・星組で男役スターとして活躍しました。退団後は以下の分野で精力的に活動されています。
声優業では、TVアニメ『戦国妖狐』で主人公の千夜役を務めるほか、『薬屋のひとりごと』の女華役、『マッシュル-MASHLE-』のアビス・レイザー役、『ヴィジュアル・プリズン』のイヴ・ルイーズ役など、幅広いキャラクターを演じています。ゲーム分野では『ポケモンマスターズ EX』のオモダカ役も担当されています。
俳優業では、舞台『刀剣乱舞』シリーズで細川ガラシャ役や歌仙兼定役を演じ、2.5次元舞台ファンからも絶大な支持を受けています。また、舞台『サイボーグ009』の009/島村ジョー役、ドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』の蘇芳役など、性別の枠を超えた多様な役柄に挑戦されています。
アーティスト活動では、2019年8月にキングレコードからメジャーデビューを果たし、多数のオリジナル楽曲をリリース。ワンマンライブも定期的に開催し、歌手としても確固たる地位を築いています。
その他、ラジオパーソナリティや配信活動、2019年11月にはいばらき大使にも就任するなど、まさに多才なアーティストとして活動の幅を広げ続けています。
本名と芸名の由来
七海ひろきさんの本名は海津久美子(かいづ くみこ)さんです。
この本名から、ファンに愛されている愛称「カイ」が生まれています。
芸名「七海ひろき」の由来
芸名の「七海ひろき」には、七海ひろきさんの個人的な思い出と夢が込められています。
「七海」の部分は、本名にある「海」の字を活用しつつ、幼少期に大好きだったテレビアニメ『七つの海のティコ』からインスピレーションを得て名付けられました。
「ひろき」の部分は、七つの海の広大で壮大なイメージから命名されており、宝塚の舞台で表現したいスケールの大きさや、自身の志の高さを表現したものと考えられます。
また、七海ひろきさんはアニメ好きとしても知られており、『七つの海のティコ』以外にも『少女革命ウテナ』のファンであることを公言されています。
こうしたアニメ作品への愛情が、現在の声優活動にも活かされているのかもしれません。
芸名に込められた思いからも分かるように、七海ひろきさんは常に大きな夢と理想を持ち続けている方であり、その姿勢が多方面での成功につながっているといえるでしょう。
身長と”見え方”の理由(舞台/映像/スタイリング)
七海ひろきさんの身長は173.5cmです。
この身長は、宝塚男役スターとしては理想的なサイズであり、現在の多方面での活動においても大きなアドバンテージとなっています。
舞台での存在感
宝塚の舞台では、男役トップスターが175cm程度、2番手・3番手が170cm台前半というのが一般的です。
七海ひろきさんの173.5cmという身長は、3番手スターとして十分な存在感を発揮できる理想的なサイズでした。
実際に、舞台『刀剣乱舞』シリーズでは、その均整の取れたスタイルと洗練された身のこなしで多くの観客を魅了しています。
特に歌仙兼定役では、刀剣男士としての優雅さと力強さを身長を活かして見事に表現されていますね。
映像作品での映え方
映像作品においても、七海ひろきさんの身長は非常に有効です。
ドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』では、共演者との身長バランスも良く、自然な演技で視聴者を引き込みました。
声優業でも、この身長から生まれる堂々とした立ち姿や身のこなしが、キャラクターの演技にも影響を与えていると考えられます。
アニメ『戦国妖狐』の主人公・千夜のような凛とした役柄も、七海ひろきさん自身の存在感があってこそ説得力を持つのでしょう。
スタイリングの多様性
173.5cmという身長は、男性的なスタイリングから女性的なスタイリングまで、幅広いファッションを美しく着こなせる理想的なサイズです。
宝塚時代の男役衣装はもちろん、現在のプライベートファッションでも、その洗練されたスタイルがファンから高く評価されています。
元宝塚ならではの指先まで美しい身のこなしと相まって、「イケメン」とも称される中性的で魅力的なビジュアルを確立されています。
学歴・高校に関する公表情報
七海ひろきさんは茨城県立水戸第二高等学校出身です。
同校は地元茨城でも有数の進学校として知られています。
水戸第二高等学校について
水戸第二高等学校は偏差値65程度の県立女子校で、通称「二高(にこう)」「水戸二(みとに)」と呼ばれています。
文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)にも指定されており、茨城県内でも特に学業レベルの高い学校として知られています。
学業と宝塚受験の両立
七海ひろきさんの努力家としての一面が最もよく表れているのが、高校時代のエピソードです。
宝塚音楽学校への入学を目指していた七海ひろきさんでしたが、ご両親から「成績が落ちたら音楽学校の受験はさせない」という条件を出されていました。
このため、進学校での勉強と宝塚受験のための厳しいレッスンを見事に両立されました。
中学時代から茨城県から東京のバレエ教室まで、週1回往復5時間をかけて通うという努力も続けられていました。
高校2年時に2度目の挑戦で宝塚音楽学校に合格されたことからも、その努力と実力の高さがうかがえます。
宝塚音楽学校の入学試験は例年20倍以上の難関として知られており、学業との両立をしながらの合格は並大抵のことではありません。
現在も活かされる学習能力
進学校で培った学習能力は、現在の多方面での活動にも活かされているようです。
声優業では短期間で多様なキャラクターを演じ分ける技術を習得し、2025年には声優アワード新人声優賞を受賞されました。
この学習能力の高さも、七海ひろきさんの大きな強みの一つといえるでしょう。
所属事務所と問い合わせ先
七海ひろきさんはANDSTIR(アンドステア)に所属されています。
ANDSTIRについて
ANDSTIRは、タレント・声優・俳優・クリエイター等のマネジメントを行う芸能事務所です。
所在地は東京都目黒区東が丘で、親会社は株式会社ミキサーとなっています。
同事務所には、人気声優の津田健次郎さん(2021年4月移籍)、歌舞伎俳優の中村莟玉さん、綾坂晴名さん、谷江玲音さんなども所属しており、多様な才能を持つアーティストが在籍しています。
公式情報の見つけ方
七海ひろきさんに関する正確な情報を得るには、以下の公式チャンネルを確認することをおすすめします:
- 七海ひろき公式ウェブサイト(hiroki773.com)
- 七海ひろき ARTIST WEB SITE(nanamihiroki-artist.com)
- ANDSTIR公式サイト(andstir.jp)
- 公式Twitter・Instagram・YouTube等のSNS
愛称・呼び方とその由来
七海ひろきさんは様々な愛称で親しまれており、それぞれに興味深い由来があります。
基本愛称「カイ」
最も一般的な愛称は「カイ」です。これは本名の「海津久美子」の「海津(かいづ)」から来ています。
シンプルで覚えやすく、七海ひろきさんの公式プロフィールでも正式な愛称として紹介されています。
声優業界では「かいちゃん」とも呼ばれることが多く、親しみやすい呼び方として定着しています。
宝塚時代の特別な愛称「ひろきのお兄様」
宝塚時代には「ひろきのお兄様」という特別な愛称がありました。
これには興味深い経緯があります。
七海ひろきさんが宙組から星組に組替えした2015年当時、星組には既に「海隼人(かい はやと)」さんという生徒さんがいらっしゃいました。
同じ「カイ」という愛称だと混同してしまうため、七海ひろきさんは「ひろきさん」と呼ばれるようになりました。
その後、ファンの間で親しみと敬愛を込めて「ひろきさん」が「ひろきのお兄様」に発展し、宝塚ファンの間では非常に愛された呼び方となりました。
この愛称からも、七海ひろきさんがいかに多くのファンに愛されていたかがうかがえます。
現在の呼ばれ方
退団後の現在は、主に「カイ」「かいちゃん」として親しまれていますが、元宝塚ファンの間では今でも愛着を込めて「七海のお兄様」「お兄様」と呼ぶ方も多くいらっしゃいます。
このように、愛称一つとっても七海ひろきさんの歩んできた道のりと、多くの人に愛され続けている理由が表れているといえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 七海ひろきさんの年齢は?
A: 1984年1月16日生まれで、現在41歳です(2025年9月現在)。
Q: 宝塚では何番手だった?
A: 星組で3番手スターとして活躍され、2019年3月に退団されました。
Q: 代表的な出演作品は?
A: 声優としては『戦国妖狐』千夜役、『薬屋のひとりごと』女華役など。舞台では『刀剣乱舞』シリーズの細川ガラシャ役・歌仙兼定役が特に有名です。
Q: ファンクラブはある?
A: 「7seas+(セブンシーズプラス)」という公式ファンクラブがあります。
Q: SNSはやっている?
A: 公式Twitter、Instagram、YouTubeチャンネルなどで積極的に情報発信をされています。
Q: 現在の主な活動は?
A: 声優、俳優、歌手、ラジオパーソナリティなど多方面で活動されています。また、いばらき大使としても活動されています。
まとめ
七海ひろきさんは、宝塚歌劇団で培った確かな実力と魅力を活かし、退団後も声優・俳優・歌手として多方面で活躍を続ける真のアーティストです。
本名の海津久美子さんから生まれた「カイ」という愛称、173.5cmの理想的な身長、茨城の進学校出身という学歴、そして現在のANDSTIR所属まで、一つひとつのプロフィールからは七海ひろきさんの真摯な努力と才能が感じられます。
特に注目すべきは、宝塚時代の「ひろきのお兄様」から現在の「カイ」まで、時代と共に変化しながらも一貫してファンに愛され続けていることです。
これは七海ひろきさんの人柄と実力の証明でもあります。
2025年には声優アワード新人声優賞を受賞し、新たなフィールドでの実力も認められました。
今後も七海ひろきさんの多彩な活動から目が離せません。
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