宝塚歌劇団のタカラジェンヌの中でも、特に「かっこいい」と称されることが多い瑠風輝さん。
2025年8月1日付で宙組から星組へ組替えとなった瑠風輝さんですが、その魅力は多くのファンを虜にし続けています。
身長175cmという恵まれたスタイル、舞台での圧倒的な存在感、そして私生活でのこだわりまで——。
なぜ瑠風輝さんがこれほどまでに「かっこいい」と言われるのか、その理由を徹底的に探ってみました。
タカラヅカニュースの「オシャレノヒミツ」や各種インタビューで明かされた貴重な情報をもとに、瑠風輝さんの魅力の秘密に迫ります。
骨格・所作・目線の強さ
抜群のスタイルと立ち姿の美しさ
瑠風輝さんの「かっこよさ」を語る上で、まず挙げられるのがその抜群のスタイルです。
身長175cmという宝塚でも高身長の部類に入る体格に、小顔というバランスの良さが際立ちます。
東京都調布市出身で佼成学園女子高等学校を卒業後、2012年に98期生として宝塚歌劇団に入団した瑠風輝さんは、入団当初からその立ち姿の美しさで注目を集めていました。
「格好良くスタイルが良い!王子様感が溢れているところが好きです」というファンの声が示すように、瑠風輝さんの魅力は単なる身長の高さだけではありません。
175cmの長身を効果的に活かした立ち回り、舞台での佇まいには独特の品格があります。
宝塚警察署一日警察署長を務めた際の濃紺の礼服姿では「174センチのスラリとしたスタイル、小さな顔、本当にステキな一日警察署長でした」と評されるなど、制服を着こなす姿も話題となりました。
舞台での存在感と表現力
瑠風輝さんの「かっこよさ」は、舞台に立った瞬間により一層際立ちます。
歌、芝居、ダンスの三拍子そろった実力は、深く豊かな声量と安定した歌唱力を武器としており、4度の新人公演主演、バウホール主演、東上公演主演という華々しい経歴がその実力を物語っています。
特に印象的なのは、瑠風輝さんの「目の強さ」です。
「もともと惹きつけられたのは、もえこの『目』の強さ。何よりもそこに心を奪われました」という観劇者の感想からも分かるように、舞台上でのキリッとした表情には圧倒的な説得力があります。
一方で、ドヤ顔ウィンクという茶目っ気のある一面も見せるなど、表現の幅の広さも魅力の一つです。
2019年のバウホール初主演作「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」では、「新人公演卒業と同時にバウホール主演をさせていただくのは光栄」と語り、その責任感の強さも印象的でした。
また、「大逆転裁判」でのゴールド衣装姿は「ゴールド衣装で出てきた瑠風輝さんの素晴らしさといったら…!」と絶賛され、ビジュアル面でも高い評価を得ています。
内面から滲み出る魅力
瑠風輝さんの「かっこよさ」は外見だけでなく、内面の魅力にも支えられています。
自分の性格を「おおらか」と表現する瑠風輝さんは、下級生への指導でも「優しさがにじみ出ていた」と評されるなど、人格的な魅力も併せ持っています。
「下級生に目を向けていると、歌声が出るようになったり、お芝居が上手になっていったり、成長する姿を見ることができる。それがすごくうれしいんです」という言葉からは、
後輩への愛情深さと面倒見の良さが伝わってきます。
このような人間性の豊かさが、舞台での表現力の源泉となっているのかもしれません。
私服の傾向
洗練されたカジュアルスタイル
瑠風輝さんの私服スタイルは、175cmの長身を活かした洗練されたカジュアルが基調となっています。
雑誌撮影時には自分でコーディネートした私服を着用することが多く、その センスの良さは多くの人の注目を集めています。
特に「宝塚1stフォトブック2022-2023」では、プライベート感のある撮影も収録され、普段とは違った瑠風輝さんの魅力を垣間見ることができました。
タカラヅカニュースの「オシャレノヒミツ」で明かされたところによると、瑠風輝さんは小物使いにも強いこだわりを持っています。
特にエルメスのツイリーは2本所有しており、「真っ白なシャツに付けたりすると相当おしゃれになる」として、撮影時によく使用しているそうです。
エルメスのツイリーは101種類もある中から厳選したものということで、その選択眼の確かさも伺えます。
アクセサリーに関しては、サングラスにもこだわりがあり、番組内で「じゃあ一回かけてみますね〜、失礼いたします」と言いながら実際にかけて紹介する場面もありました。
このような細部へのこだわりが、全体的なスタイルの完成度を高めているのでしょう。
休日のリラックススタイル
LEEでのインタビューでは、瑠風輝さんの休日の過ごし方についても詳しく語られています。
「休日は完全にスイッチをオフにしたい」という瑠風輝さんは、「アクティブにディズニーランドへ、とはならないタイプです」と笑いながら説明しています。
理想的な休日の過ごし方として「お昼過ぎまで寝て、ゆっくり起きて、カフェに行ってのんびり過ごす」ことを挙げており、ゆったりとした時間を大切にしていることが分かります。
また、ドライブが好きで「車を走らせることはあるのですが、そこで過ごす時間もまたゆったり。海に行って美しい景色を眺めたり、高速道路を走りながら目の前に広がる空を眺めたりして」と、自然の美しさを愛でる時間を大切にしています。
睡眠への強いこだわりも特徴的で、「心や体を休めてエネルギーをチャージしてくれる睡眠はすごく大事にしています」として、枕選びにも気を遣っているそうです。
全国ツアー時には「ホテルの枕と毎晩バトル。『なんとか自分に合う形にならないか』と、こねくりまわしておりました」というエピソードからも、快適な睡眠環境への強いこだわりが伺えます。
香水について
話題となったinch blank_.の魅力
瑠風輝さんが愛用している香水として大きな話題となったのが、「inch blank_.(インチブランク)」というブランドのThe Theatreという香水です。
この香水は頂き物として使い始めたものだったそうですが、その後瑠風輝さんの必需品となるまでの興味深いエピソードがあります。
「半径17inchにさりげなく香るフレグランス」というコンセプトを持つこの香水の特徴について、
瑠風輝さんは「確かにあまり香水の香りが強いという感じでもなく、けっこう身体なじみがよく、ナチュラルな香りというか。自分でも『良い匂いなんだ』と気づいてずっと使っている」と説明しています。
特に印象的なのは、この香水を付けていることで周囲からの反応が非常に良かったということです。
「まずロビーでスタッフさんに呼び止められて『何を使っているのか教えてください』って言われた」というエピソードから始まり、
「それからもずっと使い続けていたら周りのみんなからも『すごくいい匂いがする』って言ってもらうことが増えた」と、その効果を実感しているようです。
ファンへの影響と品切れ騒動
瑠風輝さんがタカラヅカニュースの「オシャレノヒミツ」でこの香水を紹介した結果、大きな反響を呼びました。
ファンブログでは「瑠風さんがオシャレの秘密でおすすめした香水、品切れてる!! 流石、瑠風さん!! 皆様の行動力の速さに乾杯&完敗」という投稿が見られるなど、瑠風輝さんの影響力の大きさを物語るエピソードとなりました。
この現象は、瑠風輝さんの選択に対するファンの信頼の深さを示すものでもあります。
比較的新しいブランドであるinch blank_.が、瑠風輝さんの推薦により一気に注目を集めたということは、瑠風輝さんのセンスの良さと影響力の両方を証明しています。
また、瑠風輝さんは香水だけでなく、メイク用品にもこだわりを持っています。
メイクアップアーティストのCHIHARUさんから推薦された中国のコスメブランド「花西子(フローラシス)」の玉容桃花 ルースパウダーを愛用しているそうです。
アイシャドウやリップはいろんな組の公演で監修された時に使っているそうで、「タカラジェンヌも多く使っているみたい」と、プロの推薦品への信頼も厚いことが分かります。
まとめ
瑠風輝さんが多くの人から「かっこいい」と称される理由は、恵まれた骨格や立ち姿の美しさといった外見的な魅力だけではありません。
舞台での圧倒的な存在感、私服でのセンスの良さ、そして香水選びに至るまでの細やかなこだわりが、総合的な魅力を形作っています。
特に印象的なのは、瑠風輝さんの選択が常に「上品さ」と「ナチュラルさ」を重視していることです。
香水においても「身体なじみがよく、ナチュラルな香り」を好み、私服においても洗練されたカジュアルを基調とするなど、
決して派手さを追求するのではなく、本当の意味での品格を大切にしているように感じられます。
2025年8月1日から星組での新しいスタートを切った瑠風輝さん。
「宙組で積み重ねてきたものを大事に抱え、星組での新しい経験を糧にもっと成長したい」という言葉通り、新天地でのさらなる活躍が期待されます。
これまで培ってきた魅力に加え、新しい環境での経験がどのような輝きを加えるのか、今後の瑠風輝さんから目が離せません。
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