元宝塚歌劇団宙組のトップスターとして活躍し、退団後も舞台・ドラマ・映画と幅広く活躍し続ける凰稀かなめさん。
173cmの長身から生み出される圧倒的なビジュアルと、他の追随を許さないストイックな役作りで、今なお多くのファンを魅了しています。
「凰稀かなめって何て読むの?」「今何歳?」「宝塚は何期生だったの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、凰稀かなめさんの読み方・年齢・身長・出身・何期生かといった基本プロフィールから、意外な性格や相手役との関係まで、徹底的にまとめてご紹介します。
凰稀かなめの読み方・本名・芸名の由来
まず気になるのが「凰稀かなめ」という芸名の読み方です。
一見難しそうに見えますが、読み方は「おうき かなめ」。
知らないと読めない漢字が並んでいますが、由来を知るととても奥深い名前です。
本名は池口梨花(いけぐち りか)さん。
宝塚時代の愛称は「かなめ」「りか」のほか、
GLAYのボーカル・TERUさんに似ているとして先輩の貴城けいさんが名付けた「てる」、
安蘭けいさんが呼んだ「ちょろ」など、複数のあだ名で親しまれてきました。
ご本人は「テルさんにはもうそんなに似てないと思うので、『かなめ』と呼んでほしい」と語っていたそうです。
芸名「凰稀かなめ」の由来がまた神秘的。
「凰」は幻の鳥・鳳凰から取り、「幻の男役になりたい」という強い想いを込めたもの。
「稀」はそれと同様に「稀なる」という意味を持ち、凰の字に合わせて選ばれました。
そして「かなめ」という名前は、なんと夢の中で呼ばれた名前が由来だというのです。
スターになるべくして生まれてきたような、不思議な縁を感じさせるエピソードです。
凰稀かなめの年齢・何歳?生年月日プロフィール
凰稀かなめさんの生年月日は1982年9月4日。
2026年4月現在、43歳です。
星座はおとめ座、血液型はA型。
特技はお芝居とタップダンス、そして「集中」。
趣味は寺院巡りと、お芝居に繋がる人間観察と公式プロフィールに記されており、まさに芝居一筋の生き方がにじみ出ています。
15歳で宝塚音楽学校に入学し、それ以来ずっとステージの上に立ち続けてきた凰稀かなめさん。
2015年の宝塚退団後も芸能活動を継続し、43歳となった今も第一線で活躍中です。
宝塚時代から変わらないシャープな美貌と演技力で、年齢を重ねるごとに深みを増している女優さんです。
凰稀かなめの身長・圧倒的なスタイル
凰稀かなめさんの身長は173cm。
長身に加えて小顔と手足の長さが際立つ、まさにモデルのような体型の持ち主です。
実は宝塚を目指す前は、その恵まれた体型を活かしてモデルになることを考えていたというのは有名な話。
「男役の申し子」とも称されたスレンダーなビジュアルは、宝塚の男役として理想的な条件を備えていました。
173cmという身長は、宝塚の男役の中でも際立って高い部類に入ります。
舞台に立てば遠目からでも一目でわかる存在感を放ち、その美しさはファンをとりこにしてきました。
ただし凰稀かなめさんご本人は、ビジュアルに甘えることなく役作りへのストイックな姿勢を貫いてきた点も、多くのファンが魅了される理由のひとつです。
凰稀かなめの出身・学歴と宝塚への道
凰稀かなめさんの出身地は神奈川県川崎市。
出身校は私立順心女子学園中等部(現・広尾学園)で、中学卒業後は宝塚音楽学校へと進んでいます。
宝塚を目指すきっかけとなったのは、中学生のときにテレビで天海祐希さんの退団の様子を見たことでした。
そこで初めて宝塚歌劇団の存在を知り、初観劇の後すぐに東京アートスクールという宝塚受験に強い学校へ通い始めます。
驚くべきはその後の展開。
バレエや声楽などのお稽古をたった1年ほど積んだだけで、宝塚音楽学校の入試に中学3年生で一発合格してしまったのです。
宝塚音楽学校の競争率は25倍とも言われ、幼少期から習い事を続けてきた受験者たちと競い合う狭き門。
その中で、ほぼ未経験からわずか1年の準備で合格したのは、もともと持っていた身長・スタイル・素質が並外れていた証と言えるでしょう。
凰稀かなめは何期生?宝塚での軌跡
凰稀かなめさんは宝塚歌劇団の86期生です。
1998年に宝塚音楽学校に入学し、2000年に歌劇団へ入団。入団時の成績は20番でした。
初舞台は花組公演『源氏物語 あさきゆめみし』で、その後雪組に配属。
初舞台の新人公演で早くも役が付くなど、入団直後から抜群のスタイルと甘いマスクで注目を集めました。
その後、2009年に星組、2011年に宙組へと2度の組替えを経験。
実はこの宙組への組替えの際、凰稀かなめさんは「嫌だ、行きたくない」「トップにならなくてもいいからここにいたい」と劇団側ともめにもめたと本人が明かしています。
星組でトップスターの柚希礼音さんの下、充実した日々を送っていた凰稀かなめさんにとって、再びゼロからのスタートとなる組替えは容易には受け入れられないものだったのでしょう。
それでも宙組に移ってからは着実に実力を発揮し、2012年7月2日付で宙組6代目トップスターに就任。
2015年2月15日、『白夜の誓い/PHOENIX宝塚!!』東京公演千秋楽をもって退団するまでの約2年半、宝塚100周年の節目を彩るトップスターとして宙組を率いました。
凰稀かなめの相手役は誰?
凰稀かなめさんのトップスター時代の相手役(トップ娘役)は、実咲凜音(みさき りおん)さんです。
花組から宙組へ組替えとなり、凰稀かなめさんとのトップコンビとして2012年にお披露目公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』に臨みました。
実咲凜音さんは95期生で、端正な美貌と確かな歌唱力を持つ娘役スター。
凰稀かなめさんとは2015年の退団まで「てるみり」コンビとして宙組を盛り上げました。
一方、ファンの間で「精神的な相手役」として親しまれていたのが、同期(86期生)の緒月遠麻(おづき とおま)さんです。
凰稀さんの愛称「テル」と緒月さんの愛称「キタ」を合わせた「テルキタ」コンビは、86期生の代名詞的な存在として語り継がれています。
凰稀かなめさんが宙組トップに就任するタイミングで緒月遠麻さんも宙組へ異動しており、ファンの間では凰稀さんが希望したのではとも見られていました。
凰稀かなめの性格・意外な素顔
凰稀かなめさんのパブリックイメージは「近寄りがたいオーラを持つ美形スター」。
しかし実際の性格は、そのイメージとは大きくかけ離れた一面を持っています。
本人は自らの性格を「誤解されやすいタイプ」と称し、また「周囲から驚かれるくらいのインドア派」とも語っています。
舞台上ではまばゆいほどの存在感を放つ凰稀かなめさんですが、プライベートでは一人で家に籠もることを愛するマイペースな人なのです。
その一方で、役作りへの姿勢は圧倒的にストイック。
役に入り込むあまり公演中はノイローゼ気味になって眠れなくなるほどで、具体的なエピソードが数多く伝わっています。
- ヴァンパイア役(『シルバー・ローズ・クロニクル』)では、自宅の家具をすべて捨ててシャンデリアを設置し、部屋全体を役の雰囲気に作り替えた。
- 『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役では、酔った感覚を体で理解するために泥酔するほどお酒を飲んだ。
- 『モンテ・クリスト伯』では、牢獄に閉じ込められる役のために自宅を暗くし、一日かけて一杯のスープだけを飲んで過ごした。
- 役柄の国籍に合わせてメイクを変え(イギリス人にはグリーン系、フランス人にはブルー系)、役専用の香水を毎公演作り続けた結果、香水瓶が山積みになった。
台本への向き合い方も徹底しており、「納得できないとセリフが全く覚えられない」と本人が語るほど。
納得できるまで演出家と激しく議論する「熱く頑固」な一面も持ち合わせています。
しかしそんな壮絶な役者気質の裏に、可愛らしいギャップもあります。
ドラえもんが大好きで、好物は冷やし中華。
宝塚を離れた後はOG同士の集まりにもあまり顔を出さず、現在は愛犬の「おこめ」くんとのんびり過ごす生活を送っているとのこと。
「外見の印象とは全く違う意外な面を持っている」とよく言われる所以です。
退団後の凰稀かなめ・現在の活躍
2015年の宝塚退団後、凰稀かなめさんは実は芸能界を引退しようと考えていたといいます。
「宝塚でやり切ったという気持ちしかなく、退団への悔いも芸能界への未練もなかった」と語り、知り合いの飲食店で皿洗いのアルバイトから社会人経験を始めようかと本気で思っていたそうです。
そんな凰稀かなめさんを引き留めたのが、現在の所属事務所・ケイローズの女性社長。
「もったいない!続けなきゃダメよ!」という言葉に背中を押され、芸能活動を継続することになりました。
2016年には帝国劇場でミュージカル『1789〜バスティーユの恋人たち〜』のマリー・アントワネット役で女優デビューを果たし、
2018年には舞台『さよなら、チャーリー』での演技が高く評価され、文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。
ドラマ『ノーサイドゲーム』(TBS)や映画『マスカレード・ナイト』、2024年には大河ドラマ『光る君へ』(NHK)にも出演するなど、
舞台にとどまらずテレビ・映画へと活躍の幅を広げ続けています。
まとめ
この記事では、凰稀かなめさんについて以下のポイントを中心にご紹介しました。
- 読み方:おうき かなめ(本名:池口梨花)
- 年齢:43歳(1982年9月4日生まれ)
- 身長:173cm
- 出身:神奈川県川崎市
- 何期生:宝塚歌劇団86期生
- 相手役:実咲凜音さん(宙組トップ時代)
- 性格:超ストイック・インドア派・誤解されやすいタイプ
宝塚時代から変わらないのは、どこまでも役と向き合うひたむきな姿勢。
華やかなビジュアルの内側に、誰よりも深く役を追い求める魂を宿した女優・凰稀かなめさんから、これからも目が離せません。
宝塚ファンはもちろん、まだその存在を知らない方にも、ぜひその世界観に触れてほしいと思います。


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